先生へのカード作り
先週、娘のプリスクールから送られてきた1通のメール。
主旨はこんな感じ。
「日頃ハードな仕事に携わっている先生方に、高価なモノでなくていいから気持ちがあれば感謝のしるしとしてプレゼントしてね」
どうもこれはアメリカでよくあるTeacher Appreciation Day?
いやいや、確かそれは年度末の5月頃じゃないの?
※参考までに
Teacher Appriciation dayとは
National Teacher Appreciation Dayというほどなのだから、多くの国では「先生に感謝の気持ちを示しましょう」という日があるとのこと。国によって、制定された日が違うようだ。
アメリカの場合、今年は5月2日とのこと。
Teacher Appreciation weekとしては今年は5月1〜5日だそう。
で、なぜうちのプリスクールは今の時期?
…と思いきや、今調べたらTeacher Dayというのがあるようだ。
Teacher dayは3月2日だったとのこと!なるほど。
しかし、今回は連絡ミスで転送が遅くなったので「贈り物をあげるなら、来週中でいいよ!」
…なんてテキトーな。
メールには、先生の名前一覧と好きなモノ、好きな色などが記載。
「ここに載ってない先生は自分なりに考えて好きに送ってね」
…これもアメリカらしい。
しかも、誰に送ってもいいらしい。また、送らなきゃいけないってこともない。強制ではない。一応、「手作りのカードや写真だと嬉しいな」とあったのでとりあえず手作りカードを作ることにする。
私は担任の先生方の他にいつもお世話になっているオフィス(事務局)の先生方にも送ることにした。…合計7枚(汗)
意外と作る時間が確保できず、出来上がるのに時間を要する。
作り方なんて見本がある訳でないので、余計に困る。ホント、アメリカは自由なのよね。
とりあえず写真を載せよう。アメリカは写真のプリントが非常に楽で安い。大抵pharmacy(ドラッグストアのようなお店)でセルフサービスでできる。しかもスマートフォンのデータをそのままコピーして撮影できる。注文してから現像までわずか数分。は、早過ぎる…。
あとは、家にあった画用紙を使う。これまた、アメリカはクラフト製品があちこち売ってて非常に安く、種類豊富。
プラス日本の文化も取り入れようと、日本で買って来た折り紙も使う。
という訳で家にあるもの中心にカード作り方。
出来上がったが、娘の手を加えたモノが何か欲しい。おお、そうだ。手形を入れよう。こういう時は日本のモノの方が便利。
これを使って手形を押す。
そうして出来上がったのがこちら。
日本では先生に堂々と贈り物をしていい、という感覚がなかったのでビックリ。だけど、先生に敬意を払うというのは大事なことだなと気づかされた。
特にうちの娘の場合、日本語が第一言語だから先生たちは理解に苦労することもあるのでは、と思う。
アメリカに来てから日本とは全く違う価値観や文化、習慣に驚く日々。だんだん慣れても来たけど、まだ戸惑うこともなくはない。
異文化に触れて気づかされることも多い。
…そんな体験から得たことを少しずつシェアしていけたらいいなと思います。